いつか「これだ!」と思う紙を作れる、
正直、寒い中チマチマやっいてしんどいけど、
和紙を続けることでこの「ワクワク」を伝えられたらと思う。
以前、
まだ初めて10年。40年漉いてて引退した先輩が「これやっ!」
楽しみながら、月山和紙を広めていきたい。
誰かにバトンを渡したい。自分がこうなりたい、とかではなくて。技を伝えて一緒に月山和紙を守ってくれる仲間が欲しい。そのためには月山和紙の認知・周知が必要だと感じています。そういう活動が必要に感じるし、楽しんでやっていきたいと思っている。その活動を通じて仲間が来てくれたり、海外へいけたりすると尚嬉しい。
今はこうしてインタビューに来てくれたり発信してくれたりがあって、皆さんのおかげで月山和紙が広まる、みんなのお陰で月山和紙が有名になっていく、私はそう考えていきたい。
イベントを通して伝えたいこと
私が楽しいので、お客様にもそのワクワクを体験して欲しい。おそらく初体験の人も居ると思うので、その方の初めてのワクワクと私の楽しみで楽しさ倍増、きっといい物が出来ると思う。あと私の「忘れていたワクワク」をちょっと刺激してもらいたい期待もある。
体験している人の顔がどんどん、驚いたり、真剣に変化しているのを見るのも楽しみ。人それぞれ感想が違っていて、それを私も楽しみにしている。紙漉き体験をしたことで、「和紙を使ってくれ」とは思わないけど、興味の入り口になればいいと思います。
取材 和氣明子 (Akiko Wake/FUTURE'S)